DoseGuardとは何ですか?
DoseGuardは、ランプ下に取り付けられた光学スキャナーが、照射されるUV光を基材の全幅に渡り測定します。 目標とするUV光量を維持するためにGEW UVランプの出力を自動調整することで、UV硬化プロセスを改善します。


DoseGuardは、個々のUVランプやLEDの配列をそれぞれスキャンするように設定でき、ランプ全体のUV出力の不具合を報告します。

*このパンフレットは英語です。
仕様
解像度 | 1mW / cm2 |
サンプルレート | 128サンプル/秒 |
最小断面寸法 | 320mm(高さ)× 142mm(幅) |
最大長 | 240cm |
対応ランプ | GEW製水銀ランプまたはLEDランプ |
接続方式 | Wi-Fi、ModBus(オプション) |
キャリブレーション期間 | 6ヶ月 |
DoseGuardのメリット
- UV出力制御:DoseGuardは、あらゆるUVランプまたはLEDの出力を監視し、生産中に何らかの理由で基材に照射されるUV出力レベルが変化した場合、警報を発します。
- 製品品質保証と廃棄物削減:自動光量制御機能により、印刷速度やUVランプの状態に左右されることなく、ひとつの印刷/コーティングユニットに複数のランプがある場合でも、各ランプの出力を調整し、光量を常に一定に保つことで、正確に硬化させることができます。
- エネルギーとメンテナンスコストの削減:必要なUV光量を得るために自動的にランプ出力を最適化することで、高品質な製品を製造するのに必要な電力のみを使用します。この機能は、ランプ、および反射板の寿命を延ばします。
- コンプライアンス(法令順守)またはGMP(適正製造規範)のための文書化:
運用データは、コントローラーへのソフトウェア接続を介して、またはModBusプロトコルを介して送信可能であり、ユーザーがコンプライアンス文書や適合証明書を生成することができます。


インラインUV光量制御機能
ICAD®光学は、UVランプの出力を継続的に測定し、自動的にシャッターを開き、各UVランプの電力を調整することで、必要なUV光量に適合させます。印刷速度やUVランプの状態が変化した場合でも、自動光量制御機能はわずか数秒で電力レベルを調整し、ロスの発生を最小限に抑え、常に一貫した硬化を保証します。
- 目標光量を設定
- 目標光量からの許容偏差値を設定
- 測定された照度とランプ毎に計算された光量
- 各ランプのUV出力と状態
- 印刷/コーティング位置の総UV光量
- 光量状態表示器:
- 光量が目標値の範囲内/範囲外
- ランプの出力レベルは「ロック/調整中」 – 例えば印刷機の加速時などにUV出力レベルが自動的に変更されていることを示します。


*このパンフレットは英語です。
全幅UV出力モニタリング
キャリブレーション済のICAD®放射計は、UVランプ下に設置され、UVランプの焦点で照度を測定します。

これらはUVランプ全体をスキャンし、ランプと反射板からのUV出力の変化を測定するだけでなく、インキによる汚れや経年劣化さえも検出します。
オペレーターは「許容範囲」を設定でき、出力が設定値を下回った場合、ICAD®は警報を発します。チェックの頻度も調整可能です。
機械の停止中、ICAD®放射計は汚染物質や基材から離れた位置に待機します。スキャニング動作は非常に高速であるため、硬化時の影による影響の心配はありません。
ICAD®を内蔵したDoseGuardは、UVランプやLEDの全幅にわたる均一かつ特定の電力分布を実現するため、インラインでの自動的な出力調整を可能にします。 これにより、生産中の継続的な監視と制御を行うことができ、製品品質の向上、稼働時間の向上、そしてロス発生のリスク低減に貢献します。
例:石英ガラス窓のインキ汚れは、UV光量を48%低減させます。これはオンラインの静止型センサーでは検出できません。


DoseGuard オフライン ラボユニット
DoseGuard技術は、個々のランプやLEDカセットの試験用に、オフラインのラボユニットもラインナップがございます。
詳細については、GEWの営業担当者までお問い合わせください。
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